733:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/24(金) 15:48:41.25 ID:o2andqOr0
黙り込んだガゼルを見て、銀は静かに続けた。
「……プランはないんだろう? 隠すことはない。
相手の力が何なのか、その様子を見ると分からないようだしな」
「あんたたちは分かってるっていうのか?」
「分からない。だからこそ言っている」
話は平行線を辿るばかりだ。
目覚めない虹に、
早く起きてくれと心の中で悲鳴をあげたガゼルのカメラアイに、
そこで頭をタオルで拭きながら近づいてきたマルディの姿がうつった。
右顔面が酷く焼け爛れている。
周囲が息を呑んだのを見て、彼はゆっくりとピエロマスクを被った。
そして周りを見渡し、ガゼルが生成したコートを羽織る。
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