786:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/25(土) 22:02:54.15 ID:bDf9OSPn0
――何、これ。
飛び散る肉。血。
辺りに血の雨が降る。
それは、臭い臭い血液の雨だった。
――私、何、してるの。
切れ切れの意識の中で、
彼女は地中から何本も火の柱を吹き上がらせ、立ち上がった。
彼女の体に埋め込まれた七つの核
……BMZが、全て強烈な光を発していた。
そこは、ゴミ捨て場のような場所だった。
地上十メートルほど上の地点に、
ガラス張りの部屋がせり出している。
それだけで、周りは高いコンクリートに囲まれていた。
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