814:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/25(土) 22:25:33.28 ID:bDf9OSPn0
地鳴りのような音がする。
空を埋め尽くすほどの、機動戦艦。
そしてエンドゥラハンの数だった。
「へぇ、戦術級エンドゥラハンが八体に、
機動戦艦が十七個。結構奮発したな」
「ににさま、わらわが行きましょう」
椅子から飛び降りて、更紗が長い髪を床に引きながら言った。
その頭を撫でて、泉は首を振った。
「いいよ、俺一人で」
「あたしも手伝う。流石に兄さん一人だと五分くらいかかりそう」
涙がそう言って、泉の隣でコートを羽織る。
そこで、頭のスープを拭っていた硲が、いいにくそうに口を開いた。
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