825:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:20:34.97 ID:pOQ9sNVj0
「ただひたすら私を銃撃してただけじゃありませんか!」
ムキになって、
顔を真っ赤にして怒鳴る燐を押し留め、功刀は息をついた。
「まァ……コーヒーでも飲メ」
「いりませんわ! そんなドロ水みたいなもの!」
「ドロ水……」
功刀が手元のコーヒーカップを見て考え込む。
既に、燐がこの影の空間に入ってから、二週間ほどが経過していた。
功刀が言うには、外の空間の時間の流れと、影の中は異なるらしい。
影の中は普通よりも早く時間が流れるということだ。
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