839:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:30:08.20 ID:pOQ9sNVj0
*
燐が目を覚ました時、功刀は変わらずに彼女の頭を撫でていた。
燐は少しの間寝ぼけ眼だったが、
やがてクシャクシャになっている髪の毛を、赤くなって直し始めた。
それを見て手を止め、功刀は燐の体を抱え、脇に置いた。
そして立ち上がる。
「功刀さん、どこに?」
不安そうに問いかけられ、功刀は答えた。
「外ニな」
「私も行きます」
それを聞いて、彼は意外そうに燐を見下ろした。
「ヘェ……」
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