857:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:42:10.29 ID:pOQ9sNVj0
「いいだろこれ。作ったんだ。
組成的にはレ・ダードと同じ物質を撃ち出す。
安心しろよ。今の製作段階じゃ、二発が限度なんだ」
背中のタンクを脇に放り投げ、硲はライフルを投げ捨てた。
そしてポケットからビー球を出し、
軽く放りながら、馬鹿にしたように功刀と、脇で震えている燐を見る。
「何だ、新しい従者はもう見つけたのか」
「殺ス……!」
歯軋りをして右手を突き出した功刀に、
硲は同じように右手を突き出して、笑った。
「ハハ、話が早くて助かる。その様子だと全部分かってるみたいだな」
「燐、絶対ニオレから離れるナ!」
功刀は、問答するつもりはないのか、
燐に怒鳴ってから右手を強く振り下ろした。
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