869:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/29(日) 22:18:12.75 ID:ur+gV4mt0
遠くで爆音が聞こえる。
悲鳴、断末魔。
人の、声。
何かの崩れる音、爆発する音、
吹き荒れる砂煙。
「この、ロリペド野郎が」
不意に、いきなり背後から声をかけられ、
功刀は慌てて振り返った。
その頬に、硲が無造作に突き出した拳がめり込む。
パァンッ、と空気を切る音がした。
ただ拳を突き出しただけだ。
しかし拳は、一瞬ともいえる速度で、
功刀が反応できないほどの動きをして
彼の頬に突き刺さっていた。
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