877:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/29(日) 22:23:32.86 ID:ur+gV4mt0
照明弾が炸裂するよりも先に。
彼らは、一瞬後、太陽の光が煌く、
雲の遥か上空にいた。
「成層圏を見るか?」
あざけるように、硲が言う。
一瞬後、気持ち悪い浮遊感の後に、
彼らは凄まじい勢いで落下を始めた。
功刀が青くなって辺りを見回す。
そこは、空だった。
しかし何に阻まれているわけでもない。
ただの純然たる空だ。
本物の太陽。
雲は遥か下だった。
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