880:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/29(日) 22:25:56.02 ID:ur+gV4mt0
硲が背後から近づいてきて、
燐の首を掴んで自分の方を向かせる。
「さて、さっきの続きをしようか」
何でもないことのように言った硲の手を掴んで、
燐は歯を噛んで、くぐもった声を発した。
「どうして……弟なんでしょう……?
どうしてこんなこと……」
「こいつは、僕がやろうとしてたことを
全部知ってた。
更紗って……知ってるだろ?
そいつがスカをしてね。
僕の情報をネットに流しちまったんだよ。
知られちゃ困るからさ。
だから消しにきた。それだけ」
「う……あ……」
ギリギリと首を絞められる。
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