887:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/29(日) 22:30:49.42 ID:ur+gV4mt0
「俺の体をもう一度構成するだけの魔力がない。
しばらくは、仮の姿でいることにする。
当然魔法は、しばらくの間使えない」
そういった功刀の体から、ゴポリと音を立てて、
何かビー球のようなものが競り上がった。
コードがすべてそこに刺さっている。
一瞬後、影空間の一部が形を変え、
ビー玉を包み込み、少女の腕にはめるには
少し無骨な腕時計の形になった。
「原始的だが、これでいい。はめろ」
命令されて、燐は床に転がった
腕時計を手に取った。
スピーカーがついていて、
そこから功刀の声が聞こえる。
979Res/589.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。