906:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/29(日) 22:46:04.95 ID:ur+gV4mt0
「姉様を静かに見送ってやることが出来ぬのか!」
「うるさい! うるさぁい!」
「功刀、硲を抑えるのじゃ!
こ奴錯乱しておる!」
いきなり拳を突き出して、
硲は泉のことを殴りつけた。
「何でだ!」
「……!」
泉は殴られ、歯の欠片のようなものを吐き出して、
しかし顔を伏せて涙をまた抱き寄せた。
「何でだよ!」
滅多に見せない、硲の感情の爆発だった。
泉はまた何度も拳を顔面に叩き込まれ、
口から少量の血を吐いた。
「何でだって聞いてるんだ!」
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