927:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/05/04(金) 22:43:05.18 ID:NNs5Kzip0
泉が片手を上げて口を開く。
「確かにどこかに永住できたら、
それはそれで有り難いと思うよ。
でもね、永住できないから
こんな暮らししてるんじゃん。
今更あたしの口からそれを言わせたいの?」
明らかに苛立っている姉の様子に、
硲は声をかけることをやめ、
ベッドにまた横になり、横目で彼女の姿を追った。
「またエリクシアにぶっ潰されて終わりだよ。
何? 硲みたいな子を量産したいの?」
名前を出されて、硲は慌てて涙から視線を外した。
――僕みたいな子?
どういう意味だ?
一瞬姉の言ったことの意味が分からずに、
脳が停止する。
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