930:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/05/04(金) 22:45:04.21 ID:NNs5Kzip0
「別に何千人死のうが構わん。
そのための計画の話をしてたんだ」
「兄さん……もしかしてまだ懲りてないの?
それならそれで、こっちにも考えがあるんだけど」
「お前と議論したいわけじゃないよ。気に障ったんなら謝る」
「……あたしのこと、もしかして馬鹿にしてる?」
「被害妄想だ。そんなことはない」
「いいや馬鹿にしてるね。
どうせあたしにはバレないとか、
そう思ってるんだ。
どうせ最後にはあたしは許してくれるからとか、
そんな風に思ってるんでしょ?」
「落ち着けよ……お前を非難してるわけじゃないって」
泉は大きく息をついて、
立ったままこちらを睨んでいる涙を見た。
「勝手にコトをすすめたのは悪かった。
ほら、謝っただろ? だから席につけよ」
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