過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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842: ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/02/11(土) 13:36:41.51 ID:2OPeyWl6o


《エピローグ〜聖杯戦争より5日後〜》




有珠「―――それで、ようやくゴタゴタが片付いたってわけね」


そう言ってティーセットを運んできた有珠に貴方は苦笑する。

聖杯戦争が終わって早一週間。

本家に戻って仕事を処理した貴方は土産を片手に久遠寺の別邸へと来訪していた。

そこで迎えてくれた有珠が今、お茶を持ってきてくれたところだ。

貴方はそんな背中に先ほどまで話しかけていた。

曰く、大変だったとか。


有珠「橙子と青子の喧嘩なんて放っておけばいいのよ」

―――喧嘩で済めば可愛いもんだよ。


貴方はため息を吐く。

我ながら頑張ったと自分を褒めたい。

まぁ、この苦労自体は別に悪いものじゃない。

そう思えるくらいに貴方は家族が大切だ。

貴方がそう思っていると、有珠はまた呆れたと言いたげに目を薄くした。


有珠「まぁ、良いんじゃないかしら。色々と出会いもあったのでしょ?」

―――まぁね。


士郎君やケイネス、時臣とはすでに魔術師としての顔見知りだ。

ただ士郎君は魔術使いだが、そこは貴方も似たようなもの。

貴方にとって魔術とは家族のためのものなのだ。

だから貴方も根本的には魔術使い、と言われるタイプ。

それが知られてないだけだ。

有珠は続けた。


有珠「聖杯、あったんでしょう?それを使えば良かったじゃない」


それだったら魔法使いにも成れた。

そういう彼女は、不思議そうだ。

貴方は苦笑して、口を開く。




直後、聖杯判定
・修正力−4


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