過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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962: ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/02/11(土) 14:48:40.93 ID:2OPeyWl6o
>>950の判定



昼、貴方は公園で疲れたようにため息を吐く。

朝から移動していて疲れた。

それは肉体的というよりは精神的なものだ。

街の空気は嫌だ。

敵の気配と同じような感覚がある。

だから貴方は静かな公園に来たのだ。

ここに居るのは、サッカーをする子供たちに………その中に混じっている、セイバーだけだ。

貴方は思わずコーヒーを吹き出す。

想定外で咽た。

それに気づいたのか、セイバーは驚いたようにこちらを見た。


セイバー「み、見ていたのですか!?」

――――……ああ。


そこには普段の彼女はなく、ただ焦る少女が一人。

目の前のこの子に、貴方は腕を引き上げられた。

底なし沼に沈む代わりに、貴方を救った少女。

10年後、また召喚されているとは思いもしなかった。

貴方からすれば、彼女は恩人だった。


セイバー「い、いえあの!あれはつい聞きなれた名前があったのであって混ざっただけで、別にそんな…」

―――大丈夫だ、別に問題って訳じゃない。


慌てて弁明しようとするセイバー。

それは見た目相応で、どうにも微笑ましい。

こう感じることが、心の余裕というものなのかも知れない。

昔は、こう感じもしなかったのに。


―――昼だし、メシにでもしようか。


貴方はセイバーを誘って公園を出る。

それは少しだけ元気が出た。




夕方、接触相手
↓6


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