過去ログ - 魔王「勇者よ私の僕となるのだ。」 
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2012/02/12(日) 23:31:36.29 ID:LU+TYUBo0
   ー魔王の城 玉座の間ー

魔王「おはよう、昨日はよく眠れたかな?とりあえず、全員無事のようだな。」

勇者「…本気で言っているのか?…昨日まで戦っていた相手の元で、安眠など出来るわけ
   ないだろう。」

魔王「まぁそう怒るな。お前たちが私の命令を聞いている限り、私がお前たちに危害を加える事はない。」

武闘家「…あんたの事が信用出来ないから言っているんだろう。大体、何であたし達を僕になんかしたのよ。」

魔王「…それはお前たちが、私の僕達を皆殺しにしたからに決まっているだろう。お前たちのせいで、
   我が魔王軍の戦力は半分以下になったんだぞ。」

魔法使い「…でも、世界征服など貴方一人いれば十分なのでは?私達も、少なくとも人間界では
     最強と呼ばれていたわけですし。」

魔法使い「それに、僕になどしなくと処刑するだけで良かったのでは?」

魔王「それはお前が気にすべき事ではない。」

僧侶「…答える気はないようですね。」

魔王「お前たちが何を言おうと、私はお前達の力が欲しいのだ。」

魔王「…だが、今のお前たちは弱すぎる。少なくとも、この私と互角に戦えるレベルになって
   もらわなければ困るのだ。」

勇者「…お前と互角だと…?いくらなんでも無理だろう。」










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