21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/12(日) 05:56:48.51 ID:JL05U58SO
まぐれかもしれないと思って他のおかずにも手をつけるが、
私がはじめに感じた水準を下回るものは、この弁当箱の中にはなかった。
ムギの舌でも確かめて欲しいのだけど、
紬「りっちゃんが同じことされたら嬉しくないでしょ?」
とて、かたくなに断られる。
自分の作った料理を、おいしいからみんなも食べて、って言われたら私なら嬉しいと思うけども。
しかし澪ならこう言いそうだ、というのも分かる。
澪「律にあげたんだから律だけが食べてくれ!」
……その昔、澪の家で遊んでいたときに、机の角に引っ掛けて服を大きく破いてしまったことがあった。
夏場だったために上に着るものもなく、そのままでは帰れなかった。
そこで澪が、いくぶんかサイズの小さい、着古した服を奥から取ってきてくれた。
澪が1年前に着ていて、もう着れなくなった服らしく、サイズは当時の私にぴったりだった。
お言葉に甘え、私は遠慮なくその服をもらうことにした。
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