39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/12(日) 06:12:02.59 ID:JL05U58SO
律「……」
梓「りつ……先輩?」
律「……こんなことしてる場合じゃない!」
梓「うひゃあ!」
梓を放り出して、私はムギと入ったトイレに駆け戻った。
終業からそれなりに時間も経つのに部室に来ない澪と唯も気になるが、とにかく今の最優先はムギだ。
人の少なくなった廊下を走る。
気休めにもならないが、走りながら耳をそばだてた限り、唯や憂ちゃんの話はでていない。
トイレに駆け込み、私はさきの個室の前に立った。
律「む……ムギ?」
鍵のマークが赤くなっていることから、中に誰かいるのは確かだ。
律「いるなら……返事してくれ」
中で息を殺しているのかもしれないが、走ってきたために私の息が荒くて聴こえない。
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