50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/12(日) 06:24:50.10 ID:JL05U58SO
とはいえ、澪が調子悪そうに見えたのも確かだった。
部室を出る前に、私は澪にこっそり話しかけた。
律「梓が言ったの、まだ気にしてるのか……?」
澪「うん、少し……」
律「勘違いに決まってるじゃないか。澪は大事な友達だって思ってる」
澪「……心配してくれてありがとう。私なら、もう平気」
律「そか」
ともあれ学校を出て、いつもより早く澪と別れ、私はそのまま唯の家へと向かった。
私の頭の中には憂ちゃんが作るごちそうのことしかなかった。
こんなに食い意地張ってたら、いずれ澪より太りかねないが、憂ちゃんの手料理なら仕方ない。
唯「りっちゃん、そんなに楽しみ?」
梓と別れた後、浮き足だっているのをさとられて、唯に言われる。
律「もちろんさ。憂ちゃんのごちそうだぜ? 唯は日頃からもっと感謝すべきだね」
唯は足を止め、私をじろりと睨み付けた。
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