76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/12(日) 06:48:22.43 ID:JL05U58SO
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律「げっ……」
シャワーを浴びて、カバンに翌日用の制服を詰めようとして、私はようやく気づいた。
弁当箱の包みが2つ。言わずもがな、片方は澪に渡されたものだ。
どうせ今から向かうのだから、お弁当の空き箱を返していなかったのはまだいい。
お弁当をもらって礼も言わず、その感想もまだ伝えていない。
あれだけ料理の腕を上げるのに、澪がどれだけ努力したかは定かじゃない。
だが、澪に会ったらすぐにでもそれを称賛したいと決めたはずだったのに。
律「くっそ……バカだなもう!」
急いで支度をして、聡の部屋に家の弁当箱を投げ込む。
律「たのんだ!」
聡「おい、これぐらい自分で出せよ姉ちゃん! ……ったく、これだから女はいやなんだよな!」
なんか言ってるが無視して家を飛び出した。
澪の家の前まできて、携帯に電話をかける。
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