過去ログ - 一方通行「あァ?何だ格下?」 美琴「格下言うな!」
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267:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/21(火) 20:08:38.76 ID:hiN/8Bluo
刹那、一方通行の周囲で猛っていた炎は、主であるフィアンマへ牙を剥く。

フィアンマ「ぐっ……!この……!」

フィアンマ「忘れたか!俺様にはこの聖なる右があるんだよ!!」

フィアンマの右肩に再び不恰好な巨人の腕が顕現し輝く。



だが。



今度こそ一方通行は聖なる右を受けつつも微動だにしない。


それどころか、正体不明の光の帯が一方通行からフィアンマへ伸びていた。

フィアンマは間一髪それを避ける。

フィアンマ「何……?!今度は相手の認識は間違っていなかったはず、最適な出力で発動したはずだ!!」



一方通行「そもそもよォ……」

一方通行「そんなバランス崩壊のぶっ飛ンだ攻撃があンなら初めからそれだけしてりゃあ良いだろ。だがオマエはそォしなかった。そォしない理由があった」

一方通行「例えば、攻撃できる回数に制限があるとかなァ?」

フィアンマ「っ!」

一方通行「残り少ない攻撃回数のみで俺を確実に叩き潰さねェと待っているのはワンサイドゲーム。そンな状態で攻撃すりゃあ普段通りの冷静な思考なンて出来ねェだろ?」

フィアンマ「それが何の説明になる!!?」

一方通行「オマエのそのふざけた右腕は、相手によって最適な出力を出すンだろ?その出力を見定めるためには、お前自身の対象への理解が必要なンじゃねェのか?」

事実その通りだ、禁書目録による知識の補助を受けられなくなった聖なる右は複数回の使用に耐えられない以前通りの性能に戻っていたし、第三次世界大戦以後、その出力の決定にはフィアンマ自身の思考を若干だが要する物になっていた。


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