過去ログ - 一方通行「あァ?何だ格下?」 美琴「格下言うな!」
1- 20
302:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:17:35.81 ID:rnD/QNmbo
少年の名は上条当麻。

ツンツンした短めの黒髪が比較的特徴で、詰襟の学生服に赤とオレンジを基調としたボーダーのマフラーを着用している。


以下略



303:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:23:52.96 ID:rnD/QNmbo
エリザリーナ独立国同盟には、一体どういう関係か一方通行の知り合いが数人いた。

美人だが酷く痩けた顔色の悪い女性や、軍所属の男性。

その関係を彼は結局明かそうとはしなかったが、ともかくその人物たちは数日前にこちらに来ていたという上条当麻の動向を知っていたため協力してもらったというわけだ。
以下略



304:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:26:16.19 ID:rnD/QNmbo
上条「……っ!」

上条は一瞬驚いたような顔を見せるが、すぐにそれはなりを潜めてしまう。


以下略



305:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:27:58.95 ID:rnD/QNmbo
上条「けど、今の状況は間違いなく俺が呼んだんだ」

上条「だから俺がやらなくちゃいけない。だから止めないでく――」

美琴「できるの?」
以下略



306:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:32:55.23 ID:rnD/QNmbo
美琴「あんたは目の前の人を救うために今まで走ってきた。その過程でもっともっと大きなものを救うこともあった」

美琴「それだけのことをしてきて、今度は自分が一度失敗したくらいで、その総ての責任をあんたが負うの?ちょっとぐらいあんたも救われたって良いじゃない。そんなのってあんまり――」

上条「これは俺の引き起こした問題だ」
以下略



307:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:34:58.59 ID:rnD/QNmbo
美琴「それでも――嫌なの」



美琴「他に方法がない?笑わせないで、」
以下略



308:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:37:52.26 ID:rnD/QNmbo
上条「俺には!今更そんな言葉を掛けてもらう資格は無いんだよ!」

上条「仮に、誰もが笑っていられる幸せな世界が戻ってきたとして、そこに俺の居場所は無いんだ!!」

上条「俺のせいで多くの人間が、何もしてないのに不幸になった!」
以下略



309:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:40:43.58 ID:rnD/QNmbo
自分の決意、美琴の言葉。


自分が居なくなることで、自分の帰りを待つあの少女はどんな顔をするのだろうか?

以下略



310:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:42:30.39 ID:rnD/QNmbo
美琴「あんたはハワイでも、その前のロシアでの世界大戦なんてふざけた規模の騒乱でも、結果として多くの人間を守りきった!!その後何があったからって、それが間違いだなんて下らないことが許されていいはずがないの!」

美琴「何度でも言うわ!!あんたがその重荷全てを負うこと必要なんて無い!背負わせてなんかやらない!!」


以下略



311:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:44:13.78 ID:rnD/QNmbo
上条「やめろっ!!」

美琴「っ!?」

上条「『テメェ』の意見は聞かねぇって言ってるだろ?!黙れ!!黙ってくれよっ!!」
以下略



312:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/23(木) 19:46:07.67 ID:rnD/QNmbo
美琴「何……今の……?」

あのたった一瞬の出来事で、美琴の体力は相当に消耗していた。


以下略



527Res/307.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice