過去ログ - 一方通行「あァ?何だ格下?」 美琴「格下言うな!」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県)[saga]
2012/02/12(日) 20:57:11.06 ID:rASbq8kto
番外個体「……ま、ミサカが生まれる前の情報に関しては最終信号<ラストオーダー>がミサカネットワークにバックアップした記憶を呼び出しただけだけど」


美琴「それ……本当なの……?」

番外個体「信じるかどうかはおねーたまの自由じゃないかな?」

番外個体「それから最後に一つ」

美琴「?」



番外個体「『場違いだろォが何だろォが、そンな事は問題じゃねェ』」

番外個体「『あァそうだ!!守りてェンだ!失いたくねェんだ!!そンなことを想像したくねェんだ!!あのたった一つの幻想を守りぬくためなら、俺はどンな現実とだって立ち向かってやる!!』」



番外個体「――以上。ロシアの大地にてミサカ達を守るために立ち上がったもやしっ子のありがたいお言葉」キリッ


美琴「……っ!!」


番外個体は言うだけ言った後「あっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!ウケる!!バカの真顔チョーウケる!!思い出しただけで泣けてきた!」

等と、危ないクスリでもやってるんじゃないかというような勢いで笑い転げているが、美琴にはそんな余裕は無かった。



未だに信じられないが、一方通行という人間は本当に変わったのではないだろうか?

むしろ、本来の彼という人間はこうだったのではないだろうか?


彼もまた、『学園都市の闇』に利用された悲しい被害者だったのではないだろうか?





そんなことを考えても答えが出るわけでもなく、夜は更けていった――



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