過去ログ - 一方通行「あァ?何だ格下?」 美琴「格下言うな!」
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340:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:47:34.99 ID:TAjwvv1jo
美琴「超能力者の私でもほんの微かにしか見えないんだから無理ないわね……はぁ、正直、あんたが見えててくれれば話は早かったんだけど」

番外個体「どういうことさ?」


以下略



341:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:48:28.43 ID:TAjwvv1jo

美琴「わかってるわよ。それにあんた達がクローン体で脳波の一致を測ってるから安定してるだけで、理論的には幻想御手<レベルアッパー>と同じ、私の脳がネットワークにアクセスすれば強引に脳波を合わせるわけだから危険なのも百も承知よ?」

美琴「生憎、たったそれだけの理由で止まるようなお利口な頭は持ってないけどね」

以下略



342:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:49:26.79 ID:TAjwvv1jo
番外個体「妹達はおねーたまのクローンだから元の脳波は同じっていっても、そこからさらに学習装置で整頓した脳構造があるからこそ脳波をつなぐネットワークが成り立ってるの」

番外個体「元の脳が同じ事と、電気系統の最高峰の能力者だから幾分かはリスクは減るけど、それでもしくったら脳みそ焼き切れるんだよ?そこんとこほんっっとーに理解してんのかねこの子は!?」

美琴「当たり前じゃない。それに……」
以下略



343:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:50:24.91 ID:TAjwvv1jo
番外個体「少しでも負担を軽減するために、おねーたまが脳波のネットワークを形成するのはこのミサカとだけにするよ?」

番外個体「そんでおねーたまから貰った視覚情報のデータをミサカが最終信号<ラストオーダー>へ送り、そこから第一位のチョーカーへ情報を送る」

番外個体「了解?」
以下略



344:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:51:36.53 ID:TAjwvv1jo

美琴「……よし。いくわよ!」

美琴の脳を、能力を使用し強引に妹達の構築するネットワークに接続してゆく。

以下略



345:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:52:19.66 ID:TAjwvv1jo
美琴「ぁ……ぐぅっ!!」

苦悶に耐えきれす、声が漏れる。

番外個体「おねーたま?!」
以下略



346:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:52:54.18 ID:TAjwvv1jo
番外個体「そんな事言っても……って?!」

その声は美琴の口から発せられていない。

脳から直接脳へ、直接情報が送り込まれている。
以下略



347:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:54:02.03 ID:TAjwvv1jo
そう思った次の瞬間には、驚くべき量の情報の波が番外個体の脳に流れ込んでくる。

超能力者<レベル5>としての並外れた演算能力。今ならそれすらも利用できそうな高揚感を番外個体は覚えるが、同時に少しでもその使い方を誤れば自らを滅ぼしかねない恐ろしさも感じさせる。

その中から、今の自分達にとって必要な、ただひとつの情報を見つけ出す。
以下略



348:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:54:36.13 ID:TAjwvv1jo
番外個体「……」

番外個体「よし、完了だよ。今頃あの人はヒーローさんの能力の見極めができるはず」

その言葉を聞き。美琴は安心する。
以下略



349:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:55:38.75 ID:TAjwvv1jo

――


一方通行「あン?これは……?」
以下略



350:>>1 ◆rVoI8UOL4Y[saga]
2012/02/25(土) 18:56:07.00 ID:TAjwvv1jo
一方通行「俺以外には、なァ?」


一方通行「とりあえず、俺の初勝利決定だクソ野郎」



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