過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」 ドラゴン「その2だ」
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726:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/25(日) 22:09:12.21 ID:gk0++FjV0
今日はここまでです。

明日か明後日に終了予定です。


727:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/25(日) 22:27:08.91 ID:FRWI5ddmo
乙!


728:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/03/26(月) 07:32:20.95 ID:Wa0k8BpBo



729:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 21:56:07.73 ID:cG2BGreK0
女性は神社の裏の日の当らない湿った地面の上にいた。
服がはだけ、素肌が露出した姿。
体には所々に白濁色の液体が付着していた。
目は虚ろで、ぼんやりとしか強者を見ていない。
そして彼女の目には明らかに涙の跡があった。
以下略



730:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 21:56:56.62 ID:cG2BGreK0
自己嫌悪が彼の心を支配する。

あれだけ偉そうなことを言っておいて、あれだけ自信満々に宣言しておいて、結局守れない。
全て己の慢心のせい。
自分のせいで女性がこんな目にあってしまった。
以下略



731:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 21:58:13.58 ID:cG2BGreK0
???「血相変えてどうしたのかと思ったら、お前がこいつの知り合いか」


それはさっき出会った30代の男だった。

以下略



732:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:02:12.21 ID:cG2BGreK0
強者は声を発するよりも前に悪人に斬りかかっていた。

周りにいる男、そして悪党と言う名のこの男だけは刺し違えてでも殺す。
それが彼が出来るたった一つの贖罪だ。

以下略



733:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:04:23.68 ID:cG2BGreK0
そんな声と共に強者の腹に激痛がはしった。
痛みと同時に体が浮き、そのまま後ろに弾き飛ばされる。


「あがっ……!?」
以下略



734:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:06:04.28 ID:cG2BGreK0
強者の目に再度怒りの炎が灯る。

一瞬。
一瞬だけ相手の気を逸らせれば剣を拾える。

以下略



735:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:07:44.86 ID:cG2BGreK0
悪人は剣を抜くと、勢いよく剣を突き刺す。
ちが地面を赤く彩り、荒い呼吸音だけが嫌と言うほど聞こえた。

強者は声すら出せなかった。
その一瞬の出来事を見ていたはずなのに、まるでおとぎ話の様に現実味が無い。
以下略



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