過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」 ドラゴン「その2だ」
1- 20
731:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 21:58:13.58 ID:cG2BGreK0
???「血相変えてどうしたのかと思ったら、お前がこいつの知り合いか」


それはさっき出会った30代の男だった。

以下略



732:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:02:12.21 ID:cG2BGreK0
強者は声を発するよりも前に悪人に斬りかかっていた。

周りにいる男、そして悪党と言う名のこの男だけは刺し違えてでも殺す。
それが彼が出来るたった一つの贖罪だ。

以下略



733:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:04:23.68 ID:cG2BGreK0
そんな声と共に強者の腹に激痛がはしった。
痛みと同時に体が浮き、そのまま後ろに弾き飛ばされる。


「あがっ……!?」
以下略



734:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:06:04.28 ID:cG2BGreK0
強者の目に再度怒りの炎が灯る。

一瞬。
一瞬だけ相手の気を逸らせれば剣を拾える。

以下略



735:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:07:44.86 ID:cG2BGreK0
悪人は剣を抜くと、勢いよく剣を突き刺す。
ちが地面を赤く彩り、荒い呼吸音だけが嫌と言うほど聞こえた。

強者は声すら出せなかった。
その一瞬の出来事を見ていたはずなのに、まるでおとぎ話の様に現実味が無い。
以下略



736:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:08:53.61 ID:cG2BGreK0
女性「強者……さん」

強者「すまない……我のせいだ、我の――――」

女性「すいませんでした」
以下略



737:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:10:04.24 ID:cG2BGreK0
強者「女性……」

女性「……」

強者「女性!!」
以下略



738:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:11:02.26 ID:cG2BGreK0
強者「十分に分かっておる、だがもう遅い」

師匠「……」

強者「貴公には世話になった」
以下略



739:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:11:54.25 ID:cG2BGreK0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今   墓場

以下略



740:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/03/26(月) 22:14:00.14 ID:cG2BGreK0
女大臣「そうですか……」

女大臣「後悔していますか?」

師匠「ええ、私のせいであなたを必要以上に大人にしてしまった事は後悔していますよ」
以下略



1002Res/540.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice