過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」 ドラゴン「その2だ」
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885:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 21:52:32.29 ID:KgRpGWRN0
そんな雲の様な心のもやもやと格闘しているオレをよそに、その男は隣の女と何かの話をしていた。

その女もまた、普通の人間とは少し違った雰囲気をかもしだしている。

まあ、気のせいかもしれないが、なんとなくこの二人は人間から逸脱しているような気がする。


「また今度来るな」


それだけの言葉を言い残し、男は去っていった。
いや、他の人間達に怪しまれないよう一時的に非難したようにも見える。

不思議な奴。
それがあの男の印象だ。
それ以外の表現方法は思いつかない。

もう一度あの男に会いたい。
素直にそう感じていた。

特に変な気持はない。
ただ不思議な人間に興味をもっただけの事だ。

気がつけば目の前にはあの中年の男が立っていた。
相変わらずの下品な笑い方をしているがもはや気にもならない。

今のオレの興味は完全にあの男にあった。


「頭の悪い人間がお前に話しかけていたような。ま、お前には分からないだろうがな」


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