過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」 ドラゴン「その2だ」
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898:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/05(木) 22:14:06.94 ID:KgRpGWRN0
自分に問いかけるが当然答えは無い。
問いかけはあっという間に心の闇へと落ちていく。


『特にお前は好きだな、かっこいいし話が合うし』


突然声が聞こえた。

もちろん幻聴だ。
今のオレに話しかけられるものはいない。

考える必要も思い出す必要も無い。
それは昨日の夜の勇者との会話だ。

はは、オレはあいつを求めてるって言うのか。
オレが人間を?
バカバカしい。

その時、オレの顔にとある感触がよみがえった。
昨日のはずなのにひどく懐かしく、ひどく愛おしい感触。
温かく、優しい感触。

オレが……人間を?
もしオレが人間なら、あいつが竜だったなら違っただろう。
ただオレは竜であいつは人間。
それが真実だ。


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