過去ログ - アンリ士郎「汝の欲す所を安価にて為せ!(キリッ」一同「へー」
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154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/17(金) 01:54:13.67 ID:aikziIvO0
 彼女は、愉しげに死闘の開幕を告げていた。
 白光が奔る。
 躊躇する事なくイリヤへと跳びこんだセイバーの剣が、雷光を帯びて打ち下ろされる――――


イリヤ「イヤーーーーーー!」


 一撃。二撃。三撃。四撃――――!
 セイバーの剣が敵を捉える度、目を潰すほどの光が炸裂する。
 セイバーは有り余る魔力を剣に載せ、稲妻そのものとも言える剣戟を繰り出している。

 剣と杖がぶつかる音。

 舞台が整った以上、この場はもはや彼女の独壇場だ。
 イリヤもセイバーの剣を前にして、その両手でかろうじて剣撃から身を守っているだけだ。
 少女には、セイバーの剣を受けきるだけの技量はない。
 剣技で言うのならば、セイバーは圧倒的にイリヤより優れている。

 加えて、この黄金劇場だ。
 たとえ少女が完全なコンディションだとしても今の赤セイバーさんを防ぐ事など出来ないだろう。
 彼女の剣は、面白いように少女に直撃する。


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