過去ログ - 朋也「ストライクウィッチーズ?」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)[sage]
2012/02/15(水) 17:20:38.45 ID:Rz5eof+yo
彼女はーーー彼の背後に浮かぶ、人影を見ていた……
「おい…お前………その、背中に立っているのはいったい……何だ?」
「ーーーえ?」
(……背、中?)
彼は振り向きーー『そいつ』を、瞳に映したーーその瞬間に、そいつは煙の様にかき消えて……
直後……彼の肉体が青白く輝き出す
「な、なんだこれは……ッぐ」
光を放つ自分の体を確認する……暇も無く
「うッ…ぐああぁああぁあ゛ああ゛ぁあッ‼‼‼‼」
……雷撃の如き激痛が体全身を駆け巡る
ーー目視出来るほどに輝く光の光線が、点滅をしながらまるで血流の様にーー
やがて、その流れは頭頂部に集まり、収束して……
「……ッがあ゛ッ‼」
ずるり、とソレは彼の側頭部から突然にーーー『生え』た
ソレを一言で形容するならばーーー
『耳』
ーーーだった
天を突くように反り立つ、『銀色』の耳……
その姿はまるでーーーウサギのよう……
そして何より特徴的なのは、耳の中央に『縫い目』の様に刻まれた『ピンク色の模様』……
「ッハァっ……ハァっ……」
呼吸を整える
何時の間にか激痛の波は去っていた
「………驚いたな
まさか『本当に』起動するとは……
それに『使い魔』とも契約している……」
「………使、い魔?ひょっとして…この耳のことか?」
彼の頭に生える50センチほどの大きさの耳ーーー不思議と重さは感じないーーー
「その通りだ、使い魔は我々が魔法を使う際に力を貸してくれる
………普通は犬とか猫とか狐なんだが、見たことのないタイプだ。ウサギ……なのか?それは?……まぁ今はどうでもいい
それでお前はーーー戦えるのか?
我々の敵ーーーネウロイと……」
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