過去ログ - 朋也「ストライクウィッチーズ?」
1- 20
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)[sage]
2012/02/15(水) 17:07:23.33 ID:Rz5eof+yo


今日も今日とて彼女、フランチェスカ・ルッキーニはお気に入りの木で眠っていた


よだれを垂らす彼女のあどけない顔を朝日が照らし、一日の始まりを告げる

森の中は静寂で包まれていたーーだが、突然。

木々を掻き分け、枝をへし折り、木の葉を撒き散らせて、何かが落ちてきた。

ドサリと、それは彼女が眠る木の真横に『墜落』した

「ふにゃっ!?」

彼女は目を覚まし、辺りを見回してそれを見つける。二本の黒いツインテールが、ぶんぶんと揺れている

「な…なに?これ…?」

木を駆け下りてそれに近づき、指でツンツンとつついてみる……反応無し

「…………」

「………と、とにかくシャーリーに…みんなに知らせなくちゃー!」



「〜♪〜♪〜♪」

そのシャーリーことシャーロット・E・イェーガーは陽気な鼻歌を鳴らしながら自らの愛機の改造をしていた。

オレンジ色の綺麗な髪を煤で汚しーーそれでも楽しそうに、自らの趣味に没頭していた。

彼女がスパナを動かす度、大きな胸が揺れるーーグラマラス・シャーリー。彼女の二つ名に恥じない大層立派なモノが、だ

「ーーーよっ、と。まぁこんなもんかな……うん、我ながらいい出来だ!早起きした甲斐があった!」

ぽんぽんと光沢を放つそれを叩く

と、そこに

「シャーーーーーリーーーー!」

ルッキーニが飛び込んできた、額には汗が浮かんでおり、ここまで全力で走ってきたのだろう

「うおっ!?……って、ルッキーニか。どうしたんだこんな時間に?」

「あのねあのね!空からなんか降ってきた!」

「降ってきたぁ?」

「うん!」

「降ってきたって……一体何がだよ?」

彼女はまーた何か面白そうなことを見つけてきたんだろうな、と心の中で思うーーだが

「えーっとねぇ…………かっこいいにーちゃんが降ってきた!」

「…………はぁ!?」

彼女の予想とは、ずいぶんと違う答えが返ってきた




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
31Res/30.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice