過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/22(水) 23:39:07.21 ID:NZUPxcvDO

先ほどの轟音が倍になり、加えて周りの建造物のガラスが軒並み割れる音がした。コンクリートどころかその下の土までぐちゃぐちゃになり、街灯も離れたところの街路樹もすべて混ぜ合わされていった。

そして、もはや黒夜の武器は【窒素爆槍】だけではない。吹き飛ぶコンクリートも街灯も街路樹も、すべてが散弾銃のように飛び散る。

黒夜「おらおらどうした三下ァ!さっきみたいに腕ぶっ飛ばしてみろよ!余裕たっぷりに見下してみろって!」

黒夜の浮遊しているところは最初の位置とは大分変わっていた。能力の推進力で浮いているのにめちゃくちゃにその能力を振り回したからだ。おかげで何度かもんどりうったが、狙いもへったくれもなくすべて薙払うつもりなのでなんの問題もなかった。

「ぐああッ!」

黒夜「お?」

今確かに聞こえた。あのムカつく声がうめき声に変わっていた。そして、街灯をぶっ壊したせいでよく見えないが、明らかに大量の血の跡。更に、その近くに奇妙に歪んだ空間。

黒夜「見ィィィィィつけたァァァァァァ!」




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