過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/26(日) 22:49:20.37 ID:bAd5xvXDO
浜面「アクトってのは…お前の名前なのか?」
とりあえず、当たり障りのないところから触れることにした。向こうの目的が分からないなら、こっちから聞き出す。向こうは今すぐ何かをどうにかするつもりはないようだし、大丈夫だろう。
200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/26(日) 22:50:26.94 ID:bAd5xvXDO
青ピ「…フレンダが考えてくれたんよ」
浜面「え?」
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2012/02/26(日) 22:51:37.04 ID:bAd5xvXDO
青ピ「ホンマにありがとう。ほんで、ホンマにすまんかった」
浜面「…?」
202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/26(日) 22:52:34.91 ID:bAd5xvXDO
浜面「お前はフレンダの…なんなんだ?」
青ピ「なんや、お父さんみたいな聞き方やね」
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2012/02/26(日) 22:53:59.37 ID:bAd5xvXDO
青ピ「昨夜この病院を駆動鎧が囲ったんも、第十九学区の大規模破壊も僕らが関わってるんや」
その写真に写っていたのは凄惨な姿になった人間だった。すべて別の人間だが、その姿の凄惨さはどれも同じくらいひどいものだった。
204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/26(日) 22:54:56.04 ID:bAd5xvXDO
これが青髪ピアスと『ウォール』が動いた理由だった。愛した人間、その親族を守るために動いたのだった。これ以上、この街の狂気に付き合わせないために。
浜面「…なら」
205:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/26(日) 22:56:07.51 ID:bAd5xvXDO
青ピ「なんや、殺ってええんか?それやったら今すぐにでも殺りに行くで」
206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/26(日) 22:57:38.01 ID:bAd5xvXDO
青ピ「…あんなのでもフレンダが慕った女や。僕の自己満足のために殺しとうなかっただけや」
浜面「…」
207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/26(日) 22:58:53.50 ID:bAd5xvXDO
青ピ「正直、今すぐにでも殺してやりたい。フレンダのこと殺したことも忘れて楽しそうに笑っとったの見た時は血管ぶち切れるかと思ったで」
だが、それはしない。青髪ピアスはそれを良しとしない。彼の持論では、それでは彼自身が納得しないから。
208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/26(日) 23:00:24.33 ID:bAd5xvXDO
青ピ「あ?」
浜面「忘れてなんかいない。麦野は今だって死ぬほど後悔したんだ。自分で自分の居場所を壊して、それで…」
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