過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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352:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/05(月) 22:57:49.98 ID:fFGwtYLDO

そんなやり取りが交わされた後、霧谷は手近に置いてあった大きいジュラルミンのケースを開けた。中には特殊メイク用の道具類がきちんと整理されている。

本人曰く、必要最低限ならこの大きさでなんとかなるんで、とのことだ。

今回は大きな陽動の隙に横須賀か青髪ピアスのどちらかが目的を果たすという手筈になっている。潜入捜査ではないので、必要最低限で十分なのだろう。

霧谷のメイクが終わるまでに青髪ピアスはケータイに目をやっていた。

青ピ(あれからほぼ一月…さすがにメールも来なくなったな)

あれから何回かフレンダからメールが来ていたが、青髪ピアスはメールを返さなかった。そうする度に後ろ髪ひかれる思いに駆られたのだが、ことごとくその思いを封じた。

青ピ(これでいい。このまま自然消滅で元通り…)

自分は正しい選択をした。これで何も悲劇は起きない。可能性から根絶やしにした。学園都市第六位の頭脳は自身の行動を褒め称えていた。




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