過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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362:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/07(水) 21:12:43.30 ID:Z/7z1W6DO



横須賀「…始まったか。」

研究所の敷地内に変装した横須賀はいた。先ほどの爆発音は開戦の合図だ。続いて警報を知らせるアラームが鳴りはじめた。

本来ならもう少し控え目にやりたいところだが、急に舞い込んできた依頼だ。正面突破もやむを得ない。

横須賀「行くか。」

そう呟くと、横須賀はとある部屋の窓ガラスを思い切り割った。

普段ならこれだけでアラームが鳴るだろうが今は正面での爆発でとっくの昔に鳴っている。おそらく、爆発事件の犯人はパニック状態の人混みをすいすいと通り抜けてすでに研究所の奥深くに侵入しているころだろう。パニックになって人々が行き交えば扉も開く。それが自分のところのリーダーの狙い。

横須賀も似たようなものだった。パニック状態ならばすれ違う研究者の顔など一々確認しない。ガタイの大きさもデカめの白衣でも着ておけばじっくり見られない限りバレやしまい。


窓ガラスから侵入した部屋は、更衣室だった。そこから内側のロックを外して研究所の廊下に出た。アラームに紛れて人の怒声が聞こえてくる。大半の人間は自分たちのしでかそうとしていることがバレたと感付いているのだろう。

半狂乱なら好都合。こっちもとっととやることをやってしまおう。図面はバッチリ頭に入っている。首謀者のリストもバッチリ頭に入っている。




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