過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/18(日) 00:22:03.09 ID:NlLT6s3DO

−9月上旬、第十一学区


上からの情報によると、第十一学区のとある廃墟にて外部の人身売買組織と学園都市の研究所間で人身売買が行われる模様。

『ウォール』にはその取引の阻止及び売買される人間達の保護が依頼された。

青ピ「ほい、コレ」

作戦決行前のキャンピングカー内で青髪ピアスは黒妻に黒い拳銃を渡そうとした。

黒妻「いらねぇよ、チャカなんて」

だが、黒妻はそれを見るなり顔をしかめて断った。

青ピ「なんでや?」

黒妻「俺ァ人殺しなんかするつもりはねぇ。暗部だろうがどこだろうが自分のルールは守るって決めてんだ」

青ピ「ああ、ほんなら大丈夫や」

黒妻「あ?」

青ピ「コレに装填されてるんは警備員が暴徒鎮圧用に使うてる麻酔ゴム弾や。頭にぶっ放さん限り死ぬコトはあらへん。けど二発ぶち込めばバッファローかて昏倒するで」

黒妻「…」

青ピ「ええから持っとき。どいつもこいつも接近戦に付き合ってくれる訳ちゃうんや」

黒妻「わあったよ」

黒妻は渡された拳銃を渋々受け取りベルトに差し込んむ。青髪ピアスはそれを見ると満足そうに笑って少し離れ、黒妻の他にやり取りを眺めていた横須賀と霧谷とも向かい合った。

青ピ「ほな行こか。いつも通り僕が突っ込む。逃げ回った連中を横須賀が捕縛。黒妻はんは退路確保と同時に霧谷ちゃんの護衛や。霧谷ちゃんは後方支援な。終わったら売買される人間達の確保」

横須賀「おう。」

霧谷「了解で」

黒妻「ああ」

青ピ「ま、たぶん僕と横須賀でコト足りるさかい心配せんでええで」






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