過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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2012/02/15(水) 23:12:28.84 ID:MSL6grdDO
???「大体この前ツンツン頭の人の家に来た人たち?」
金髪の少女は未だに浜面の後ろから顔だけ出していた。
麦野「あー…たぶんそうね。あそこにいたツンツン頭が家主だっていうのなら」
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2012/02/15(水) 23:15:11.83 ID:MSL6grdDO
浜面「えーっとな、フレメア。このお姉様たちはフレンダの仲間なんだ」
フレメア「! お姉ちゃんの!?」
少女の顔から警戒心が消え、一気に笑顔が広がった。
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2012/02/15(水) 23:16:57.98 ID:MSL6grdDO
浜面の後ろから出て来たフレメアはトテトテと空いていた滝壺の隣の席に座った。姉の仲間というだけで警戒心は一気に解けたらしい。
絹旗(仲間って言ってくれるのはありがたいですが、あとのことを考えると…)
麦野(無駄に与えるダメージがでかくなるだろうが…いや…ちゃんとありのままのことを話せってことか)
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2012/02/15(水) 23:18:14.52 ID:MSL6grdDO
フレメア「ねえ浜面、これ食べたい」
浜面「ん?ああ、パフェか」
麦野「いいよ。私が奢ってあげる。好きなだけ食べな。」
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2012/02/15(水) 23:24:24.83 ID:MSL6grdDO
麦野「…浜面ちょっと耳貸せ」
そう言うと麦野は浜面の袖を掴んで強引に顔を近付けさせた。バランスを崩してコケそうになった浜面が何か非難したが気にも留めない。
麦野(いいか?私はこれからあの子にフレンダのこと話すつもりだ)ヒソヒソ
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2012/02/15(水) 23:27:27.81 ID:MSL6grdDO
麦野(だからお前はただ私らにパシられただけで詳しくは知らない、ってことにして店の近くで待っとけ。そうすれば今後もあの子と親しくいられるし、後で慰めてやることもできる)ヒソヒソ
浜面(でもよ…)ヒソヒソ
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2012/02/15(水) 23:29:45.10 ID:MSL6grdDO
絹旗「ちょ、浜面!本気で行っちゃうんですか?」
冗談半分でからかっていたのだが、本当に帰ってしまう様子を見せはじめた浜面を絹旗が引き止めようとした。しかし、その隣で麦野が鋭い目付きで絹旗を射ぬいたため、絹旗はそれ以上なにも言えなかった。
浜面「ああ、立ってると邪魔だしな。別に俺がいなくても問題ないだろ?」
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2012/02/15(水) 23:32:42.24 ID:MSL6grdDO
しばらくすると注文していたパフェが運ばれてきた。小学生にしてはかなりの量だったが、余程お腹が空いてたのかフレメアはペロリと平らげてしまった。
フレメア「ごちそうさま、にゃあ」ケフ
滝壺「すごい、完食だね」
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2012/02/15(水) 23:34:29.14 ID:MSL6grdDO
いよいよ本題に入る流れとなった。【アイテム】の3人の間にピンと緊張した空気が張り詰め、3人の表情は少し強ばった。
麦野「ええ、そうね。とてもなかよしだった」
麦野は『なかよしだった』と過去形にした。もはやなかよしとは呼べる間柄ではなくなってしまったから。
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2012/02/15(水) 23:36:26.18 ID:MSL6grdDO
滝壺「…あくと?」
フレメア「うん、アクト」
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2012/02/15(水) 23:38:55.35 ID:MSL6grdDO
???「あのー、申し訳ございませんお客様」
いよいよ本題というところで先ほどからテーブル席を行ったり来たりしていた店長らしき人間が話かけてきた。
麦野「あぁん?」
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