24: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:03:36.73 ID:8sA7a6Fh0
「……その、知らない人の家?の中で落ち着いて寝てるのもそれはそれで拙いと思うんですけど…」
俺は女性の質問に応える。
25: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:05:21.38 ID:8sA7a6Fh0
「あぁ、ここもその事務所だよ。と言っても君は何かと疑り深いようだから信用してもらえるかは分からないが」
この言葉を聞いて俺は一応安心した。
26: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:06:40.77 ID:8sA7a6Fh0
「何で俺はここにいるんですか?あと、今の日付を教えてもらっていいですか?」
「そうか、まだ伝えてなかったな。……すまない。やはり君に質問してもらうのは私の話が終わってからで良いかな?」
27: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:07:44.10 ID:8sA7a6Fh0
「それで君の遺体を見て私がその異常性に気付いて遺体をすり替えて火葬したのだよ」
「そんなことが……というより、ならなんで俺はこうして今生きてるんですか?」
28: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:09:04.61 ID:8sA7a6Fh0
――――――――――――あれ、
29: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:09:59.72 ID:8sA7a6Fh0
「君もソレに触れた者として知っておきたいだろうし、ちょうどいいから説明してやろう」
「今は説明のために特殊な力と言ったがこれには様々な種類のものがあるんだ」
30: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:13:18.74 ID:8sA7a6Fh0
「『死』を理解するっていうのは意識的に行うのはまず無理だ。」
風斬さんは何事も無かったかのように再び説明にもどる。
31: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:14:34.57 ID:8sA7a6Fh0
「そうして『死』を理解することで人間の脳は普段使われてない部分を使用することが出来るようになる」
「そうなると、力を使えるようになるって訳だ」
32: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:16:31.24 ID:8sA7a6Fh0
「次に超能力だ。これはただ『死』を理解するだけでは発現せず、自分にとっての『死』がどんな物であるかによって発現する能力が変わってくる」
「火災で死んだら“火”がそいつにとっての『死』であって、雪崩で死んだら“雪”土砂で死んだら“土”といった感じだ」
33: ◆kMUdcU2Mqo[sage saga]
2012/02/17(金) 01:18:20.38 ID:8sA7a6Fh0
「こいつらは今説明した二者とは違い、力を研究し、再現しようとした者達だ」
「二者と違うところは力を持つものなら必ず持つ特殊な脳のつくりを人工的に再現しているところだ」
34: ◆kMUdcU2Mqo[saga]
2012/02/17(金) 01:19:35.55 ID:8sA7a6Fh0
今日の投下終わりです。……まぁ誰も見てないと思うけど。
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