過去ログ - 【時間よ】万引きJKにはお仕置きしないとなっ【止まれ】
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]
2012/02/17(金) 00:59:45.62 ID:hQK/Ptyk0
詩乃さんは血族なんだが、分家というのもあってか時計を扱えるほど色濃く受け継いでないらしい。
ただ、代々伝わる家訓については大変色濃く受け継いでいらっしゃるようで・・・
"時は金なり、時を笑うものは金に無く!"
これをモットーに経営者として現在も君臨していらっしゃいます。
詩乃「あー?なんか今あたしのことかんがえてませんでしたぁ?」
いえ、とんでもございません。
詩乃「でもまぁ、フリーズが効かないとしても、その香水?でしたっけ?」
時杜「ああ。」
詩乃「何か媚薬かなんかの類でしょうかねぇ?」
時杜「少なくとも俺が体験した中にその効果に近いものは感じたんだけどな」
すっかり夜になってしまったので二人で夕食をとりながら居間で話していた。
今日は大戦争があったので何かデリバリーでも頼もうと進言したんだが
あっという間に詩乃さんが手料理をこさえてくれた。
献立はふんわりと焼きあがったハンバーグにスープとサラダだ。
俺はハンバークをほおばると
時杜「まー、居場所も素性もある程度わかってんだ。早速明日にでも動いてみるよ」
詩乃「興味がわいたんですか?」
時杜「そういうわけじゃねぇよ。ただ、なんつーか・・・気になってね」
ごちそうさま!そう伝えると俺は自室のベットにもぐりこんだ。
流石に背中やあちこちが軋んで痛いな・・・半分は詩乃さんだけど。
ふっと彼女の顔が浮かぶ・・・そして悲しそうな純朴な瞳と・・・真逆の妖艶な笑み
対峙した時にピリピリと伝わった体中の危険信号。
思い出すだけでも身の毛がよだつ、そして最後の剣呑な視線と殺気のようなもの。
俺はベットのなかで恐れともう一つの感情が湧き出してくるのを確かに感じた。
おもしれぇーじゃねーか。
第一部 「翡翠の毒」1話
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