129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/02/20(月) 22:21:14.80 ID:0I865/KIo
病院と巫女服に因果関係を見出せず、無視して先に進もうとする一行だったが、
少女はまだ言い足りない事があるようで彼らのほうを見つめたままブツブツと呟いている。
律儀に聞いてやる必要など無いのだが、御坂の一声で全員がそこで足を止め、反射的に少女の声に耳を傾けた。
「ミコ……ナース……」ブツブツ
一方通行「何だ……?」
垣根「これは……歌か?何か歌ってるのか?」
ハッキリとは聞こえない。だがそれは確かに歌のように聞こえる。
こっちをガン見しながら歌のようなものを口ずさんでいるその姿に
どことなく空恐ろしさを覚える四人だったが、そんな事はお構いなしとばかりに
囀る様な少女の声は徐々に大きさを増し、やがて明確な旋律を成して彼らの元へ届けられた。
「巫女みこナース。巫女みこナース。生麦生米巫女みこナース……」ブツブツブツ
一方通行「……えェェー」
垣根「クッ」
麦野「エフッ」
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