234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/02/25(土) 22:42:25.15 ID:kjLglhpPo
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11111号に急かされ何とか木原達に追いついたレベル5の一行は、黙って彼らの後について歩く。
先頭にカルテを抱えた木原、真ん中に完全武装の猟犬部隊十数名、
最後尾に看護師風のコスプレをしたレベル5勢、という何とも珍妙な大名行列の出来上がりである。
しばらくそのまま奇妙な行進は続いたが、にわかに木原が入院患者の個室へと入って行き、猟犬部隊もそれに追従する。
どうやら奴らは本気で患者の診察をするつもりのようだ。
レベル5勢は顔を見合わせしばし逡巡した後、しぶしぶと木原達の後を追って個室へと足を踏み入れた。
木原「……」
「zzz……」
一行が追いつくと、木原達は物量に任せて患者をベッドごと包囲していた。
猟犬部隊が邪魔で患者の状態を直接視認する事は出来ないが、微かに寝息が聞こえることから、
どうやら患者はベッドに横たわって眠っているらしいと言う事が伺える。
もし今この瞬間に患者が目を覚ましたらショック死するんじゃなかろうか。
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