349:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/02/29(水) 19:58:59.29 ID:x8JWZkAEo
御坂「何だかんだで半笑いとかは結構見逃してもらってるしね……判定シビアにされるのは困るわ」
麦野「……チッ、運が良かったわね」
一方通行「はいはい、どォも」
手術室<……
麦野「……あっちももう音はしないみたいね」
一方通行「静かなモンだな」
御坂「手術終わったのかな?」
先の電子レンジのような音以来手術室から聞こえてくる音は完全に途絶え、辺りは静寂に包まれていた。
とは言え、ここで気を抜けば不意打ちで何が飛んでくるかわかったものではない。
三人は顔を強張らせながら、じっと手術室の扉を注視する。
が、そんな三人の心配を他所に、それ以降何も起こらぬまま『手術中』の表示ランプは消え
手術室の扉が内側から押し開かれた。どうやら本当に手術は終了したようだ。
「やぁ待たせてしまったようだね?だけどもう彼は大丈夫だよ、何も心配はいらない」
手術室から姿を現した蛙のような顔をした医者―冥土帰しは、マスクを外しつつ、
開口一番微笑みを湛えながら手術の成功を一行に伝える。
あの音でいったいどんな手術を行ったのかはともかくとして、とりあえず垣根は大丈夫らしい。
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