484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/03/08(木) 22:40:17.95 ID:8x0pC5lQo
―精神病棟・診察室前
11111号「入ってもよろしいですか?とミサカは診察室のドアをノックします」コンコン
「どうぞぉ、鍵は開いてるわよぉ」
御坂「!? 今の声は……」
11111号が診察室の扉を軽く叩くと、間髪いれずに入室を許可する返事が返ってきた。
その声は思わず聞き惚れてしまいそうな、鈴を転がすような甘い美声だったが、
御坂だけはどうにもその声に聞き覚えがあり、かつあまりいい印象を持っていないようで、
一人苦虫を噛み潰したような顔をする。
が、院長室前の垣根の時と同様、11111号がそんな御坂に慮るはずもなく、彼女はあっさりと扉を押し開いた。
「いらっしゃい、待ってたわぁ」
診察室の中央で、一人の少女が丸椅子に座ったまま一行を出迎えた。
長い金色の髪に長身痩身、しかし出るところはしっかり出ているモデル体型。
そんな大人びた身体つきに似合わずややあどけなさの残る顔立ち。
アンバランスなようで大人にも子供にも見える絶妙なバランスを保った美少女がそこにいた。
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