545:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/03/11(日) 20:03:04.13 ID:PSOWsI+Xo
食蜂「く…………ふふ、ふふふふふ、あは、あっはははははは!!」
一方通行「あァ……?気でも狂ったか?動くなつってンだろォが!」
不意に、食蜂の歯軋りが止まり口角が吊り上ったかと思うと、彼女は天を仰ぎながら大声で笑い始める。
突然の事態に一瞬呆気に取られた一方通行だったが、すぐに我に返り食蜂の動きを牽制する。
しかし食蜂はそれを意にも介さず、しばらく嘲笑するような笑い声を上げ続けた。
一方通行「……おい、いい加減にしねェとマジで配信すンぞ?」チッ
食蜂「ふふふ……あなたには無理よぉ」クスクス
一方通行「無理だァ?何ほざいて……!!?」
一方通行は食蜂の挑発に眉を顰めつつ、脅し代わりにほんの少し指を動かそうとする。
そこに至って、彼はようやく気付いた。己の指が動かない……否、指だけではなく、
腕全体がまるで無くなってしまったかのように何の感覚も無いと言う事に。
突然の異常事態に驚愕して後ずさろうとした一方通行だったが、
足を動かそうとすれば足の、体を捻ろうとすれば体の感覚がそれぞれその瞬間に消え失せ、
彼は瞬く間に表情以外の一切を動かす事が出来なくなった。
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