796:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/03/28(水) 20:44:14.82 ID:u0m+lVDAo
一行が次に案内されたのは研修室という名目の大き目の部屋だった。
その部屋は今まで回ってきた部屋と違って医療器具は見当たらず、また薬品の臭いもほとんど感じられない。
病院の一室というよりはどちらかと言うと大学の講義室に近いイメージだ。
そして今、彼らの前には一体の人形が横たわっている。
11111号「はい皆さん、今からこちらの人形を使って心肺蘇生の訓練をしますよ、
とミサカは人形を指し示しながら簡単な説明をします」
一方通行「……」
垣根「……」
御坂「……」
麦野「……」
食蜂「……」
11111号の話を聞いているのかいないのか、一行は横たえられた人形を黙って見つめる。
心なしか一方通行の目に動揺の色が見られ、他のメンバーは皆一様に肩を震わせている。
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