過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その37
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406: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2012/03/01(木) 18:11:12.11 ID:9PksXnEbo
大軍師「何もなければ、ですがね」

西方参謀「挟撃されたら終わるぞ?」

大軍師「そこを防ぐのが、皆様のお仕事でしょう?」ヒラヒラ

西方参謀「へいへい。やりますよ、やりゃあいいんでしょうよ……ヒック」

大軍師「では、私は前線へ赴きます。お願い致しますね」

国軍兵「よーし、正面の道を閉ざすなぁ! 左右の魔王軍を押さえ込めぇ!」

 上空から見ると縦に伸びた劣悪にも感じ取れる陣形であったが、

 中央より魔王軍が迫っておらず、後方には一夜城を有する位置にあり、

 推定25万の魔王軍が左右に分かれ、およそ12万ずつ程度の隊が2つ。

 それを中央で交戦する10数万の兵。そこに大軍師の言う、問題ない点が含まれていた。

 数字上は倍の相手であるものの、実際の戦場では五分五分の戦いが出来るのである。

 片側が優位に立てば、余裕の出来た人員をもう一方の援護に回す事が出来るし、

 何より一夜城へと繋がっている事で、速やかな補給や移動が可能なのである。

 この形へ持ち込んだのは大軍師の意図かはたまた偶然か。それは本人にしか分からない。

 だが、この局面が魔王城突入までの活路を見出す事は容易に想像が出来るものであった。


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