過去ログ - 美夏「お姉ちゃんの『鋼鉄の騎士』か…」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/02/19(日) 22:06:06.70 ID:4Azdazhc0
〜白城学園高等学校、昼休み〜
この学校には、男女問わず支持される女生徒と、人数面では前者に劣るがこちらも強い支持を受ける男子生徒がいる。
女生徒は、乃木坂春香。容姿端麗・才色兼備・成績は学年一位・去年の文化祭でのミスコンを圧倒的支持で制覇。そして高潔な人柄から老若男女から好意を持たれる真相の令嬢の鏡である。
その人気ゆえ、告った人は老若男女問わず、数知れず。校内に狂信的兼暴力的ファンクラブ「星屑守護親衛隊(インペリアルガード)」がいる。そんな彼女の二つ名は「白銀の星屑(ニュイ・エトワーレ)」。
男子生徒は、アンソニー・エドワード・スターク。細身だが端正で引き締まった美丈夫・世界有数レベルの手腕を持つ凄腕企業家・天才科学者であり、成績は春香に次ぐ二位。愛称はトニー。
容姿と明るく社交性の高い性格から友人は少なくない上に女性にもモテるが、先述したようにとにかく女好きのドスケベのセクハラ大好き人間、という重大な欠点のせいで敵も多い。

トニー「三馬鹿諸君。君たちはまだまだ甘いぞ! ブルマとは、食い込んだ末に筋が見えて何ぼのモノである!」

小川「さすがはトニー君。一線ギリギリのところまで追求するんですね…!」

竹浪「トニー・スターク。改めて恐ろしい奴…!」

永井「お前のその拘りにはいつも驚かされるぜ。トニー…!」

トニー「ところで信長。ブルマを履く時のパンツの有無に関して、お前はどう思う?」

信長「君のノーパン論も捨てがたいけど、やはりアウトにも程があるよ。だからパンツ着用論を推させてもらうね」

このように、トニーは朝倉信長たち、アホ極まる学友たちとこういった下らないことで真剣に話し合える男なのだ。



激論の末、トニーたちの話題はシフトする。

トニー「深夜枠のアニメのスタッフの手口は理解できないな。どうしてああも不自然なまでにパンチラをしないんだ?」

信長「文句言う人がいるからだよ。パンツで覆ってるとこ見せるわけじゃないってのにさ…」

トニー「嘆かわしい話だ。そんな奴らはカナダに移住すればいいんだ。ところで、この間言っていた追加の蔵書、どうなった?」

信長「ノープロブレム。ちゃんと入荷されたよ。ここ、寄付金のせいでお金だけは有り余ってるから、ちょっと脅して入荷させたんだよ。イノセントスマイル!」

トニー「次の入荷の時、俺も口を挟んでいいか?」

信長「トニーに手伝わせると、Z指定物ばっかり選びそうで不安なんだよねー…」

トニー「そこはまあ、お前が学園側に圧力かけてくれれば問題はないどろ。信長もみたいだろ? ノクターン女学院のZ指定同人…

トニー目掛けて椅子が飛ぶ。トニーはギリギリのところで気づいて椅子をキャッチ。

…いつものことだけど、危ないな!」

そう、これは恒例の出来事であった。
トニーが悪友たちとの会話中、エキサイトし過ぎて不健全な発言をしそうになると、大抵は物を投げて話の腰を折るのだ。
……乃木坂春香が。

春香「下品な話題を出すのはやめてください!」

トニー「だからって人を怪我させるような物を投げないでくれよ」

信長「トニー、落ち着いて。みんな見てるよ。それと、乃木坂さんもあんまり危ないのは投げないで」

そして春香の抗議に対して、トニーが春香の投擲攻撃への文句で返す光景は、白城学園の名物と化していた。

モブ連中「またスタークさんが何か言ってたみたいよ」「ここ最近、春香様が注意するのに段々乱暴な手を使うのを躊躇わなくなってるから、いい迷惑よね」「スタークさんに黄色い声あげる子たちの気がしれないわね」





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