過去ログ - おっさんがハッピーシンセサイザーを踊るまでに至る長い経緯(勝手な妄想)
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/21(火) 20:09:38.96 ID:3TZQKR1M0
「あの・・・始めまして、神海 恭子です」

自分も挨拶しなければと思ったのか、おずおすと後ろから現れる恭子。
真面目だ。

「うわぁ、これはまた。ほほぅ」

まるで何かを査定か鑑定するような目で見やる直樹。
頼むから止めろ、穢れる。

「すっごい!超カワイイっスね!恭子ちゃん今日はお姉ちゃんにまかしとき」

年上と話すとき意外は基本関西弁が出る夏海、なんか喋り方が姉御っぽく聞こえる」

「え?え?・・・・・何をですか?」

一体、何をするのか知らない恭子は戸惑いを見せる。
まぁ、こんなところで立ち話もなんだろう。

「とりあえず、中に入ってゆっくりしてくれ」

お邪魔しますとリビングへ入り、ソファーに腰掛ける二人。

「あの・・朝がまだでしたら、簡単なものでよければご用意しますけど」

「いいの?食べてなかったからお腹すいとったんよ。ヨロシク」

遠慮の無い夏海。恭子も是非見習って欲しいところだ。

「恭子ちゃん、俺も、俺も!」

「はい、少し待っていてくださいね」

恭子、こいつにはやらんでいい。
そしてふたりが、多分恭子の事だろうが、なにやら俺にはもったいないとか失礼な事を言っているうちに軽食の準備が出来た。
テーブルに並ぶ朝食、フレンチトーストに卵サラダそしてコーンスープ。

「えー、全然簡単やないやんか!普通に食パンとか思うてたのに、すっごいなぁ!」

驚け、これが恭子クオリティ。
直樹はいただきますも言わずに食べ始める。

「すっげぇうめぇ!ちょっ、マジで恭子ちゃん俺と付き合わない?」

駄目だ、お前にはやらん。
夏海がすかさず、彼女さんに言いつけるっスよと言うと、黙りこくったので俺の出番はやってこなかったけど。
そんなやりとりに、あははと苦笑いする恭子は玄関先の「今日はまかせとき」発言が気になったのか、夏海に顔を向けるが、

「えっと、あの・・・」

なんと呼べばいいのか解らない様子の恭子。
それに気がついた夏海はようやく自己紹介をはじめる。

「ああ、ゴメンゴメン、名前ゆうてなかった。ウチは夏海 菜月でナッツナツ!気軽になっちゃんと呼んでな。・・・ちなみにこっちは木下 直樹先輩、気を許すと5番目辺りの彼女にされるから気をつけや」

変な事吹き込むな、と講義する直樹だが、、まぁ、大体あってる。



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