過去ログ - おっさんがハッピーシンセサイザーを踊るまでに至る長い経緯(勝手な妄想)
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/20(月) 18:11:10.06 ID:tqalGdHs0
「俺、ちょっと一時間くらいいい?仕事関係で見たいものあるから。このお金で他の生活に必要なもの買ってきな、お釣りとかいらないから。終わったらさっき買ったケータイで電話して」

「こ、こんなにいらないです。私そんな、大丈夫ですから」

何が大丈夫なのかはわからないが、必死に返そうとするも俺は受け取らない。

「いいんだ。・・・あの事があって今年はお年玉を渡せなかったから。その分だ」

「すいません、無駄遣いはしません」

全部使っちまえ。そう一言返して俺たちは別れた。
仕事関係でとか言ってしまったけど、特にする事が無かった俺はぶらぶらし、本屋のテナントを見つけるとそこに入り育児コーナーに立ち止まった。

「女子高生の育て方とかないよなぁ」

あるはずない、すでに育“児”ではない。
そんな馬鹿な事を呟きながら時間を潰した。
実際、恭子から電話が来たのは2時間後だったのでパチンコでもしてりゃよかったなと少し後悔しながらも、彼女の持つ紙袋をみて、色々買ったみたいなので安心できた。
そして少し遅めの昼食をとり、帰りにはドライブがてら恭子の通う学校や街の案内などした。



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