過去ログ - おっさんがハッピーシンセサイザーを踊るまでに至る長い経緯(勝手な妄想)
1- 20
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)
2012/04/09(月) 00:38:03.55 ID:vTsMDvht0
とっちゃんの協力もあって順調に見えた恭子への誕生日プレゼント。

ハッピーシンセサイザーの踊り。

誕生日までのこり1週間をきった時、事態は少し悪い方向へ向かってしまう。

「ナベさんこの日って恭子ちゃんの誕生日じゃないですか。マズイすよ」

例の九州でコケた話だ。

問題の解決の為、俺が九州へ呼ばれた。出張。

「こればかりは仕方が無い。あの踊りだけは完成させてビデオにとって恭子に必ず渡すからそれは心配要らない」

「でも、ガッカリするでしょうね。恭子ちゃん」

一緒にケーキを食べたい。

他に何も要らないと言っていた恭子の願い。

俺は少し気が重かったが家に帰ると仕方なく恭子に出張を伝えた。

「お仕事ですから、仕方が無いですよ。気にしないでください」

「すまないな、恭子」

俺がそう言うと、恭子は俺に気を遣ってか、わざと明るく振舞う。

「おじさん、本当に大丈夫です!とっちゃんもお祝いしてくれるって言ってくれてますし、おじさんはお仕事を頑張ってください!」

とっちゃんには真っ先にこの出張の事を電話で伝えた。

本人から恭子の誕生日は私に任せて俺は踊りのプレゼントに集中するようにと言われている。

そうだ、俺は余計な事を気にしすぎて一番大切な事まで失敗させてはいけない。

気持ちを切り替えていこう。

俺はさらに気合を入れ自由な時間はほぼ全て踊りの練習に費やした。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
107Res/102.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice